有吉弘行の素顔。元相方・森脇和成との差…裏で目撃した行動がヤバい
テレビで見ない日はない有吉弘行さん。辛口コメントで人気を博していますが、実際の彼は決して意地悪ではありません。それを裏付ける、筆者がショーの裏方で実際に見た有吉弘行さんの素顔をご紹介します。
爆発的に再ブレークした理由は全てここに・・!
名古屋モード学園ショーにゲスト出演の猿岩石
実は筆者、若かりし頃に名古屋モード学園のファッションデザイン学科に所属していた。そこでは毎年、名古屋市総合体育館という大きすぎるホールを借り、卒業生によるファッションショーが開催されるのである。
そしてメインイベントとして、毎年1組の有名芸能人が招待される。
その中で印象に残っているのが猿岩石である。テレビ番組『進め!電波少年』のヒッチハイクで有名になり、藤井フミヤ・藤井尚之兄弟作詞作曲の「白い雲のように」も大ブレーク!100万枚売り上げたと聞けば、どれだけ勢いがあったかわかるだろう。
そんな売れっ子の彼らが名古屋モード学園の祭典にやってきたのだ。私はその時の有吉弘行さんの事を未だ強烈に覚えている。何故か理由をご紹介しようと思う。
有吉弘行の素顔
毎年招待されるその他の芸人さんやタレントさんもそうだが、基本的に舞台の上では笑ってフレンドリーでも、楽屋では素っ気ないのが現実である。そりゃそうだ、いちいちあっちこっちで愛想笑いなんてしてられない。
ところが有吉弘行さんだけは違ったのである!!
裏方での事。有吉弘行と元相方・森脇和成が我々が通る場所で、パイプ椅子に座って待機していた。有吉さんは通りすがる生徒みんなに目が合えば、ペコペコ会釈してくれたのである。めっちゃ気を使う、心優しい繊細な人というのが当時見た印象であった。
だから思う。
有吉さんは辛口で言いたい放題で性格が悪く見えるが、実際は違うと。コイツをなんとかしてやりたい!と関わった人間に思わせる何かがあったから、今があるのだと。再ブレークした時、来るべき人間が返り咲いたなと嬉しくなったものだ。
では余談ではあるが、元相方・森脇和成さんはどうだったかもご紹介しよう。
元相方・森脇和成
先ほどのパイプ椅子2つ並べられて2人が座っていた時の話に戻ろう。
その時だけかもしれないが・・酷かったのである。
ペコペコ気を使う相方とは真逆で、絶対に誰とも目を合わせずにふてくされた様にイライラしていたのだ。有吉さん、もしかしたら相方の態度の悪さを気にしてペコペコされていたのかもしれない。とにかく対照的なこの2人だったが故、私の中で有吉さんの印象がより深いものになった。
しかし、普段はいい人なのかもしれない。
だからこそ私はこう思う。人は自分が関わった一瞬で相手のイメージを決める。自分自信もどうしようもない事があって機嫌が悪い時もあるが、相手からしたらそんな事情などどうでもいい事なのだ。だから感情の起伏が激しい人は常に気を張っているべきである。
森脇さん、今再び頑張っていらっしゃるようだ。ユーチューバーとしてもなかなかの視聴率を勝ち取った動画もあるようだが、今後は声をかけてくれる人がどれだけいるか?その時に個性を出せるか、それにかかっているだろう。
有吉さんの大成功の理由
「猿岩石がブレイクしたときにはアイドルのように扱われていたので、コンビとしては、芸人としての客観的な評価が難しいでした。『電波少年』のヒッチハイク企画の頃から、有吉さんにはのちの毒舌芸に通じるような性格の悪さや言葉遣いの汚さが個性として見受けられたが、森脇さんは良くも悪くも『普通の人』という感じで、個性を出せていなかった。復帰後の森脇さんに関して言えば、何度かバラエティー番組に出たあと、露出は続かなかった。厳しい言い方ですが、テレビを作る側にとって起用したくなる魅力が少なかったということでしょうか。今、テレビで活躍する芸人たちはみんな圧倒的にスキルが高く、森脇さんも『有吉の元相方』としてテレビに出ると、それなりのスキルが求められますからね。スキルを上げていかなければ、継続的な活躍は難しいのではないか」
AERA dot.より引用
上記の記事をAERA dot.で見つけた。これに付け加えるとすれば・・
再度言わせて貰うが、性格が悪かったら今はないのである。逆に言えば、表で性格が良さそうでも裏で悪ければ、世のニーズがなくなった瞬間から次はないのだ。
こいつにチャンスを与えたいと沢山の人に思わせた、そしてチャンスを生かす才能があった・・。有吉さんの現在の活躍はこれに尽きるのだろうと信じている。
人に助けられて、才能は開花する。自分に才能があっても、他人に評価され、好かれていなければ成功することは稀である。仲間芸人を大事にする点を見ても、有吉さんが皆に好かれているのは明らかだろう。