【体験談】ダウン症の検査…ビビらず羊水検査を3回したワケとは?

羊水検査を3回経験した筆者。初回にダウン症の胎児がおり、妊娠中に死産した経験から、その後2回の妊娠時にも行いました。

そんな筆者が『気になる人は羊水検査をせよ!』という理由をご紹介します。


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気になる方は羊水検査を!

もしも年齢的に若くないとか、諸々の理由で心配ならば・・いろいろなリスクを理解できる方限定ですが羊水検査をお勧めします。だって、これだけは確実に分かるからです。

歳を取れば取るほどダウン症ができる確率は高くなります(35歳で1/264、40歳で1/100の割合で生まれる。)。それに、例え20歳でも1/1600の確率でダウン症は産まれてます。(以上のデータは、筆者が大学病院から直接言われたもの。)遺伝性のものでない限り、誰でも可能性がある事なのです。

そんなのクアトロテストでいいやん〜!ですって?数万円で簡単に検査できます。でも結果は1/1000とか1/100と出てくる。これってどんなに分母が大きくても、1人は産まれる可能性が否めないじゃないですか?それに私の友人は1/20と出て、大慌てで羊水検査をした結果ダウン症ではなかったという事もありました。結局、ダウンの可能性が高くても、それはあくまで可能性だけで、なるならないは分からないと言う事ですよね?こんなことを知ったら私、確率が高くても低くても安心出来ないです。

では出生前検査は?ですか?これもダウンの疑いが出てくると結局、羊水検査をすることになります。

お分かりですか?結局疑いがある場合は羊水検査になるわけです。羊水検査は白黒はっきり分かるワケですからね。と言うことで最初から妊娠の度に羊水検査を自ら名乗り出ていた筆者。

でも、簡単にしましょう〜と医者は言ってくれないでしょう。あくまで『羊水検査=ダウンの可能性がある人』がするものという位置づけの検査のようです。

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羊水検査=ダウンの可能性がある人

エコー検査

筆者は初めて妊娠した子供がダウン症でした。妊娠が発覚してすぐに、A医者がエコーで首の後ろに3ミリの腫れを見つけて発覚。その後、羊水検査をした所、ダウン症の結果が出ました。(そのすぐ後に我が息子(胎児)はお腹の中で死んでしまいました。)

その数年後、2人目を妊娠しました。私は心配で仕方なく、羊水検査を希望しました。A先生にその事を相談すると、今回はエコーで見ても大丈夫だからと、羊水検査の紹介状を書く事を渋られました(若干とはいえ、流産の危険もあるため、大学病院などの大施設で行う。)そこで今度は、実家に帰省し、挨拶がてら受診した里帰り出産先のX先生にも相談。するとX先生は・・

気になるなら、羊水検査の方がよい。所詮、血液検査だと1人産まれる可能性が出てくるからね』と背中を押してくれたのです。

それをきっかけにA先生に再度お願いし、羊水検査のために大学病院への紹介状を書いて頂きました。検査の結果は大丈夫で、無事出産しました。

でもね・・その大学病院の担当医も『ダウンの可能性も告げられていないのに、何故羊水検査をするの??』と怪訝そうに聞いてきました。3回目の妊娠時にも羊水検査を違う大学病院でしましたが、そこでも同じ対応をされましたね。1度ダウン症の胎児を持ったことがある旨を伝えて初めて納得すると言う感じでした。

でもね・・それでも私がススメル理由はこんなことがあるからです。

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3割は羊水検査でしかわからないから!

医者

実は通常検診のエコーでダウン症が分かるのは、全体の6・7割だけ!全員ではありません。残りの3割は医者でもわからず、産んで初めて分かるケースなんです。

私の友達がまさにそれで・・出産して初めてわかったと。担当の医者は気まずいのか1回も入院中に顔を出さなかったと恨んでいました。(でもその時は医者のせいではない可能性を教えました。でもそれってお節介だったかもですね。彼女が怒りの矛先をぶつけられる唯一の場所を奪ったわけですから・・。)

心配な方や、そういう経験がおありの方に最初から羊水検査をオススメする理由はこれなんです。それに、結果がわかれば、それ以降は心穏やかな妊娠ライフを送ることが出来ますしね!もちろん、出生前診断やクアトロでもいいでしょう。でも私のように確実な事実を知りたい人には、まどろっこしい検査でもあります。

しかし羊水検査の問題点もあります。
お金は相当かかるし、医者からは怪訝な顔をされるし、流産の危険も微量ながらあるという事。

その点をしっかり理解した上で、旦那様とよくご相談の上決断されて下さい。

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