スポーツ毒親!!子供を追い詰めない8つの注意点とは?

あなたのお子さんはスポーツをしていますか?才能があると感じていますか?

こういった場合、大抵、親がムキになって子供を追い詰めてしまう方々がたくさんいます。我が子がテニスの選抜クラスにいる筆者が乗り越えてきた、毒親にならないための8つの方法をご紹介します。

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スポーツ毒鬼ならない為に。

子供,笑顔

我が子元気で健やかに成長してくれれば十分だったはずなのに・・

自分の子供がスポーツを始め、まあまあ上手いと・・、もっと上を目指させたくなるのが親心。そして子供よりも親の方が熱くなり、子供に辛く当たってしまう方もいるのではないでしょうか。

でもそれって・・子供があなたのお人形になってない?現在は少子化故に、じっくり1人1人を見てやれるワケです。だからこそ我が子を人形化してはダメなのに、それに気づけずにドンドン深みにハマる親。そして怖いのは、親自身がそれに気付いていないという人だらけだという点です。

筆者の子供も、過去小学1年生だった時にテニスの選抜クラスに抜擢されました。筆者はというと・・常に他の子供と我が子を比較するようになり、悶々をした日々を過ごすようになったのです。でも子供はそんな親の気持ちに気付き萎縮していきました。

でも比較をやめた途端、我が子が明るくなったんです!さらに『テニスが楽しい』と言うようになったんです!筆者があーだこーだ言わなくても、スクールでコーチからたくさん言われているんです。筆者が出来るのは、たっぷりの栄養あるご飯を与え、リラックス出来る場所を提供するだけだと、今では穏やかに過ごしています。

そんな経験から培われた、子供を追い詰めない為の6つの大切な事を皆さんにご紹介しますね。

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子供を追い詰めない8つの注意点

①練習を見ない

練習

練習を見れば、一緒にやっている他の子と嫌でも比較出来ます。あの子は出来るのに何故うちの子供はこれが出来ないのか・・うちの子供の方が上手いのに何故練習試合すると負けるのか・・イライラは募りますよね。

でもね、あなたの子供は十分頑張っているんですよ?下手なりに、自分のペースで少しずつ上手になっているのです。早く芽が出る子もいれば、遅く芽が出たのに大成功する子もいます。サッカーのユースに小学生から入れても、プロの世界に入れない子供はたくさんいるし、高校サッカーから頭角を表し、プロに入る子もいます。

自分の子供を上手い子供のスピードに合わせて出来る様するなんて無茶な事。比較ではなく、自分の子供のペースを親がしっかり理解しましょう!

②試合について文句言わない

試合,負ける

試合で負けた後『ダメだった点を書き出せ!』と子供に紙を投げつけて怒鳴っている父親を見た事があります。確かに怒りたい気持ちはわかります。でも一対一という孤独の中で戦ってきたのはあなたではなく、お子さんなんです。一番悔しいのはあなた以上にお子さんなのです。だからグッと我慢して『お疲れ様』だけ言ってあげましょう。親が心の支えにならなければ、誰がなってあげられるんですか?

それに・・とっても上手い子でも、親がチクチク言う親だとあっさり辞めてしまう子も少なくありませんからね。先は長い!じっくり腰を据えて、芽が出るのを待つべきです。でも、マナーが悪かった時だけは厳しく注意しましょう。それは今後の子供の人生にも関わる大事な事だからです。

③子供に勝ちを意識させない

試合,勝つ

息子のテニススクールでは練習の最後に仲間たちと練習試合をします。筆者は必ず子供が帰ってくると、誰と試合した?その子に勝った?と無意識に聞いていました。息子は筆者にいつも勝っている!と言っていたのですが・・。ある時、コーチから我が子が皆に負けていると言う話を聞きました。え!?なぜ嘘つくの?でも・・

これは私のせいだ・・と反省しました。

親が勝ちを意識しすぎたが為に、子供は嘘をついたのです。それ以降、聞くのをやめました。すると負けたときは負けたと言うようになったのです。あくまで、子供の習い事です。親はどんな結果でも気にしないよ!という姿勢でいましょう。

④試合をたまに見る

試合

前述した練習を見ないメリットがこれ!毎日見ていると、小さい差ばかりが見えて上手くなっても気付けないもの。ところが2、3ヶ月に1度程度で試合を見ると、どこが上手くなったかはっきりとわかりやすいのです。だから心から我が子に称賛を言ってあげられる訳です。

子供はやはり親に褒められると嬉しいんです。他人の子供と比較されるのが一番嫌いなんです。あなたもそうではないですか?我が子自身がここ数ヶ月でどれだけ上手くなったかに着目してあげましょう。

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⑤プライベートレッスンを意識しない

プライベートレッスン

我が子を一番にしたい・・上手くなるならお金がかけてもなんとかしたいと思う親はたくさんいることでしょう。だからと言ってプライベートレッスン漬けにするのは注意が必要です。

1人のコーチとずっとやり続ければ確かに最速で上手くなりやすい。しかしここに危険が伴います。そのコーチがいなくなるとダメになったり、そのコーチがおらず他のコーチが担当だと、きちんと練習しない子が出てくるからです。

どうしても変なクセがついて早急に直さなければならない、このポイントだけは大きな大会に向けて直したいなど、子供自身がそれに気付いて数回だけ行うなら意味があります。親の焦る気持ちの元で行うのは辞めましょう。

⑥親が逃げない

親,諦める

我が子が一生懸命やっていても、そんなに上手くならないなんて普通にある事。その時に、辞めさせたり違うスクールに変えてしまう保護者をよく見かけます。

でも・・それって、子供ではなく親であるあなたが苦しさから逃れたかったからだけでしょ?子供は辞めたくなかったはずです。

いつ結果が出るかなんて、それぞれ子供によって違います。大事なのは、続ける事。先は長いんです。親としては苦しいけれど、ここで親が耐えられるかどうかで子供が花開くかが決まる事もある。苦しければ子供の練習や試合を見なければいい。子供は下手でもそれなりに受け入れ、楽しくやれる力を持っていますからね。そんな我が子を信用しましょう。

⑦スクールママとベタベタしない

ママ友

情報交換できる・・こんなもの、実際はほとんど意味がありません。入ってくる情報の殆どは、嫌な情報だったり誰が上手いかとか、あそこの子供はプライベートレッスンしているとか・・イライラするものばかり!筆者も経験がありますが、我が子にあの子はあーらしいよと遠回しに言って発奮させようとしたり、怒ったりしてしまったのです。でもそんなことをしたからって、子供上手くなる!?・・なりませんでした。

大事な情報はコーチから連絡が来るし、やり方がわからなかったらその時にスクールのママ友に聞けばいいだけです。子供と自分の精神衛生上の為にも、無駄な仲良しママ友は作るのはやめましょう。

⑧ダメな点をすぐに教えない

親,叱る

自分の子供があり得ないプレーをした時、教えたくなりませんか?筆者のテニスママ友が。『教えた方が遠回りせずに早く覚えられるから子供が楽じゃない?』と得意げに言ってきたことがありました。でも、それは絶対に違います。

親が教えると確かに早い。でも、自分で考えられない子供になり、未来は暗い。ここは時間がかかってもじっくり自分で考えて修正できるように仕向けていかねばならないところです。だって、我々の方が先に死ぬんですよ?明日親が死んでも自分で考えて生きていけるようにするべきです。

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