ゲスすぎw…選抜高校野球でサイン盗み。それで勝って嬉しいのw?
高校野球選抜大会のある試合で「サイン盗み」が発覚!!青春かけて戦うべき時にゲスなことしてまで勝ちたいなんて・・
ところで「サイン盗み」とは一体どんな行為なんでしょうか?
サイン盗みの一部始終
青春を全てかけた、礼儀正しい球児の姿。高校野球は選手が1つの白球を一生懸命に追いかける姿に感動し、涙しますよね。
しかし、そんな無垢なはずの高校野球で ゲス過ぎるルール違反が起きてしまったのです。
その事件は、高校野球ファンに大変な裏切りとショックを与えました。
ルール違反の内容とは
昨年の2016年、第88回選抜高校野球大会第4日目の第3試合秀岳館対花咲徳栄戦でのこと。
“事件”は5―1と秀岳館リードで迎えた4回の秀岳館の攻撃時に、何と、『サイン盗み』の疑いが見受けられたんです。
サイン盗みとは、二塁などにいる走者が、敵のキャッチャーがピッチャーへ指示する球種やコースを教えるサインを見て、バッターにいる打者に教える事なんですが・・
↓↓↓二死二塁で金丸球審が試合を止めて「セカンド!」と叫ぶ。
↓↓↓二塁走者・木村(3年)の元に走っていき直接注意。
↓↓↓二塁にいた走者の木村君が、腰に手をやる動作が打者に何らかのサインを送っていると疑われ注意されている。
↓↓↓ベンチの鍛治舎監督にも「紛らわしい行為はやめるように」と指導。
“潔白”を訴える秀岳館側と、「クロだ」と主張する花咲徳栄側。食い違う両者に険悪ムードが漂ったまま続行・・
そして結果ですが…サイン盗みをした?秀岳館が勝利!!それもあって…非常に後味の悪い試合となってしまいました。
試合後、日野大会審判副委員長が、3回に金丸球審が『走者が打者に動きで教えているんじゃないかと見られる疑いがある』と言ってきたと。
それがあって、4回に確証があったわけではないが、何人かが腰や耳に手の動きなど変な動きがあったので、走って行き注意をしたと説明していました。
クセはクセでも疑わしいのはダメ!とも言っていて、きちんと対応できておりその点はホッとしましたね。
秀岳館の反応
いきなり疑惑の当事者となった木村くんは驚いてこう答えました。
「セカンド!って言われたんで守備の人かと思ったら自分のことだった。ユニホームが滑るので、それ(上着)を
(ベルトの内側に)押し込んでいた。一度だけです。そのタイミングを見られてしまった。
無意識にいつも(手を)入れているんで次から注意しないといけません」と“潔白”を主張
打席に立っていた原田くん(当時3年)も二塁走者なんか見ていないし…やってもないことを疑われたと困惑。
鍛治舎監督と神妙な面持ちで、このように答えています。
「フェアプレーは大事なこと。紛らわしいことはやっちゃいけないと言ってきている。
厳しく注意して反省します。コースを教えているんじゃないか、と見えてもダメなんです。
腰を触る? 僕は見ていない。(走者を)代えようと思ったが、教育の一環なんで代えたらかわいそうと思った」
イヤイヤ監督さん!!それでも疑わしいと言われたら、走者をかえるべきだったと思いますがねw
収まらない花咲徳栄サイド
実は4回の、この出来事の前から花咲徳栄サイドはクビをかしげていたとのこと。
「初回から(秀岳館の)打者の目線が一塁の方や二塁の方にあちこち動いていた。これは警戒しないといけないと思っていた」
と木村以外の選手の動きに疑惑の目を向けていて、金丸球審にも伝えていたとのこと!!
「まさかと思った。こんなことやるんだ、と…。腰に手をやるジェスチャーが怪しいじゃなくて、明らかでした。
それまで当てに行っていたバッティングが、二塁に走者が行くと、いきなり初球からタイミングが合ってフルスイングになる。
迷わずにフルスイングするから“おかしいんじゃないか”と話していたんです。
最初にベンチにいる選手が気づいてバッテリーに伝わり、審判に伝えてもらいました。ショックですね」
うーん・・これだけ何人も怪しいのがいたのか・・これはもう間違いないですよね。
その他サイン盗み事件
サイン盗みの疑いのために、翌年の春の大会に落選したケースも!!
2015年、済美高校vs高知商業高校
「第68回秋季四国地区高校野球大会」での出来事。
愛媛が誇る名門の済美高校野球部と、高知の高知商業高校との試合で、6回の裏、3−1で済美がリードしてる場面での攻撃でのこと。
球審がタイムをかけて、済美の2塁ランナーの元へ行き何かを注意。その次に済美側のベンチに向かい、また何か注意をしたのです。
この時、試合の解説者が、済美のランナーに紛らわしい動きがあった可能性を示唆していました
そんな済美高校は、翌年の2016年の春のセンバツ大会でも、出場校候補として注目を集めてましたが…
結果はまさかの落選・・・。
なんと!!その後、前述の二塁走者の紛らわしい行為が選考基準に悪い影響を与えたと報じられたのです。
匿名ではありましたが…悪い事をするとこんな割が合わないことが起こってしまうなんて・・
2013年夏の大会の花巻東―鳴門
2013年夏の大会の花巻東―鳴門も、花巻東の二塁走者が動きを疑われて同様の注意を受けています。
この時に、佐々木洋監督は怪しい返答をしています。
「えっ? 注意されてました?見ていなかったので、全然分からないです」というところから始まり・・
しかし数分後に再び記者から質問されると
「ああ! 思い出しました!ズボンをポンと触っていたのをサインを出しているのではないかと相手捕手にアピールされたが、そんなことわざわざしないだろう!」と語ったのです!!
「昔は皆やってた」「暗黙の了解じゃないの?」と、プロの選手であってもやっている!と球児をフォローする言葉も出ましたが・・。
相手に対して謝罪するところか、とぼけた意見を言ったので余計に怪しいと思った人が多かったようですww
プロも結構やっている
今回は学生の話でしたが、実際にプロなどではサイン盗みという反則技は結構使われています。
しかし、2009年のWBCで城島捕手が相手のキューバがベンチからコースを教える行為に気づき、試合中に松坂投手と作戦を練り、結果勝利という事例もあります。
海外やいろんなリーグで戦うならば、サインを盗まれる行為にも対策が行えるスキルが必要なんですね。
もちろん不正をする方は根性腐っていますから絶対駄目ですが、これくらいでビビってもいけないということです。
高校生よ!これをバネにさらに強くなっていってください!