悪いのは大型犬?飼い主?人間を襲う3種の飼い犬がヤバい…

アメリカンピットブルテリア、ドーベルマン、ベルジアン・シープ・ドッグ・・この3種の大型犬が起こした噛み付き事故。

これって犬のせいなの?なぜ犬の悪口も出てくるのか?その点も踏まえながら、事件の概要を3つご紹介します。


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噛みついた犬は悪いのか?

私も昨年末、散歩中に大型犬に飼い犬と共に襲われ、腰を破裂骨折しました。相手の犬は自宅から逃走して、起きたのです。
庭で飼うにしても、放し飼いは危険だと思います。
しかも予防接種もしてなかったし!
犬も家族です。
飼い主は責任を持って飼うべき。

yahooより引用

ニュースになっていないだけで、大型犬による噛みつき事故はあちこちで起こっています。

飼い主が悪いのは当然ですが、こういった事故があると必ず、犬自体の批判も出てきます。

アメリカンピットブルテリアは闘犬用に改良された種で、犬を原因とする人間死亡事故が最多である。死者の半数以上は、飼い主とその家族であり、いわば肉食猛獣を飼うのに近く、素人が飼うべきではない。狂犬病の予防接種を打っていないとか、放飼いはもってのほかだが、問題そこだけではない。闘犬種は、猛獣と同じ扱いにすべきだと思う。

yahooより引用

ピットブルは、アメリカで頻繁に痛ましいニュースになっていますが(飼い主も襲われたり)本当に飼うのが本当に難しい犬なのに、この狭い日本で飼う?放し飼い?あり得ない、信じられない。

yahooより引用

ベルジアンシェパードなり、シェパード系の犬は警戒心強めだし、どの犬も自分の家を守ろうとする番犬本能があるので、あまり簡単に庭に離したりしない方がいいです。本気で出ようと思えばジャンプ力で簡単に塀など越えられてしまいます。

yahooより引用

以上のように、問題を起こした犬の短所が誇張された意見が流れます。間違ってませんが、知らない人がこれだけを見ると、犬に対してただただ恐怖が起こりますよね。

↓それって、その犬の良さを実際に知っている人からすると嫌なモノです。

そうですよね!飼い主が犬に責任を持った躾や行動が出来たか?であって、犬が悪いわけではないですよね。

↓できれば短所だけではなく、以下のような長所も合わせて書いて貰えるとほっとしますよね。

ベルジャン・シェパードはヨーロッパではジャーマンよりポピュラーです。頭の良い犬ですが、愛玩、狩猟、サービス等のタイプがあり、性格がかなり違うみたいです。どちらにせよ、頭の良い犬の行動は飼い主次第です。

yahooより引用

飼い主は、果たして長所・短所を完全に理解しているのでしょうか?

そして売る側は、デメリットをしっかり説明して理解させた上で売っているのでしょうか?

ペット専門サイトにはベルジアン・シープドッグはとても利口で従順で慣らしてあれば子供の相手にも向くと説明されています。犬を売りたいが為に敢えて危険な事実を隠すのが最近のペットショップの手法に思えてなりません。

yahooより引用

日本の問題点は、動物を売買する点です。お金さえあれば、誰でも簡単に買えるからです。

ドイツなどはブリーダーが大事に育て、本当に欲しい人にも覚悟を持たせてから譲る文化があります。だからどの犬もきちんとしているし、そんな悲しい事故が起こりにくい環境ができています。

以上、大型犬の事情を理解したところで・・、噛みつき事故3連発をご覧下さい。

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人間を襲う3種の飼い犬の事件簿

アメリカンピットブルテリア

確かに!!

ではどんな事件だったのかみていきましょう!

飼い犬が近所の女性を襲ってけがを負わせたなどとして、千葉県警銚子署は6日、銚子市、無職男(53)を過失傷害と県動物愛護管理条例(係留義務)違反、狂犬病予防法違反の疑いで千葉地検八日市場支部に書類送検した。

 発表によると、男が飼っているのは体長約1メートルのアメリカンピットブルテリア。5月15日に自宅から逃げ出し、近所の女性(67)とその愛犬にかみついた。女性は両腕と腹部などに重傷を負い、愛犬は死んだ。

 男は昨年6月頃から犬を飼育。鎖でつなぐなどの義務を怠って今回の事件を招いたほか、狂犬病の予防接種を受けさせていなかった疑い。調べに容疑を認めているという。

読売新聞オンラインより引用

早朝に逃げられ、その日の昼に女性は襲われたようです。

闘犬なので飼うと決めた以上、自分とその家族のいいなりになるまで躾を徹底的にする必要があります。それくらい危険で、犬が起こした人間への危害犬の中で1位になっているところからもわかります。

そして・・・

豪州、エクアドル、マレーシア、ニュージーランド、プエルトリコ、シンガポール、ベネズエラ、デンマーク、フランス、ドイツ、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、ポルトガル、スペインでは、犬種指定による法的規制が存在し、輸入と所有が禁止や制限されている。豪州のニューサウスウェールズ州では強制的避妊を含む厳しい規制がある。
米国でも市・郡によっては所有が禁止されている。カナダのオンタリオ州でも所有禁止。英国では所有禁止4犬種のうちの一つ。

wikipediaより引用

えええ!犬をしっかり面倒を見るドイツなどでも所有が禁止とは・・。

日本では飼えますが、これから飼う予定の方は相当な覚悟を持つ必要がありますね。

ベルジアン・シープ・ドッグ(ペルシアン・シェパード)

優しい垂れ目でふさふさの長い毛並み。日本ではペットショップで購入ができません。

この犬も、子犬の時から若干厳し目なトレーニングを受けさせる必要があります。そうすれば人間の子供でもうまくやれる犬になるそうです。でも・・

【STARNEWS】俳優キム・ミンギョが、愛犬が起こした事故について正式に謝罪した。

 キム・ミンギョは10日午後、写真共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「インスタグラム」を通じて、「私事でご心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。

 その上で、「4日、私の飼い犬が近所の高齢女性に被害を与える事故が発生しました」「当時、私が撮影のために外出していた間に、犬小屋のフェンスの中にいた犬たちがシカを見てフェンスを飛び越えました。フェンスの中にいたため、口輪や首輪もしていない状態で、妻はすぐに犬たちを探さなければと言う考えが先に立ちました。その間に犬たちは畑にいる高齢の女性をかんでしまい、あってはならない事故が発生しました」と説明した。

 キム・ミンギョの妻は、事故を知ってすぐに女性に付き添って病院の緊急治療室に同行した。キム・ミンギョは「撮影が終わった後、話を聞いてすぐに緊急治療室に行きました」と、飼い主としての責任は当然だと言い、事故が再発しないよう犬たちの今後のしつけや委託などの措置を専門家と相談していると明らかにした。

 これは、ニュース専門チャンネルYTNが同日午前、「今月4日午後、家の近くで山菜を採っていた80代の女性Aさんが隣家の大型犬2匹に3カ所かまれ、重傷を負った」と報道したのを受けてのものだ。

 この大型犬は近くに住む芸能人が飼っている犬で、口輪や首輪をしておらず、事故当時、犬小屋のフェンスを飛び越えて出てきたと伝えられた。この大型犬は体重が20キログラム以上で、Aさんは太ももと両腕の3カ所をかまれ、重傷を負った。Aさんは出動した消防署関係者に応急処置を受けて病院に搬送された。

エンタメコリアより引用

この大型犬は牧羊犬で、飼い主に忠実で躾やすい優しい犬のイメージです。

牧羊犬,ベルジアン・シープ・ドッグ

でも運動量が半端ないのと、犬からしたら塀の向こうは自分の家じゃないってわかりませんからね・・。

ちなみに、この被害者は噛まれて2ヶ月後に死亡されています。

ドーベルマン

頭がよく、警察でも大活躍しているドーベルマン!

昔、こんな事故がありましたよね・・

引っ越しの1か月ほど前のこと。松嶋たちが飼っているドーベルマンがA氏の妻を咬んでしまったのだ。家族が散歩させようとして玄関から連れ出したところ、ちょうど隣に住んでいたA氏の妻とはち合わせてしまったという。

 もともと、このマンションの使用細則によれば「小動物」を除く動物の飼育が禁止されている。しかし、松嶋と反町は部屋のオーナーに相談し、ドーベルマンを飼育することが認められていたという。そのうえで、マンション管理組合に「犬1匹、3万円」の管理費を支払っていた。

 松嶋と反町の愛犬は、きちんと調教を受け、日本警察犬協会の訓練試験にも合格している。理由もなく人に襲いかかるようなことはないと思われるのだが…。訴えによれば、松嶋の犬は隣の家の扉が開き、出てきたA氏の息子に驚いて、咬みつこうとした。とっさにA氏の妻がかばったところ、太ももを咬みつかれてしまったという。すぐに救急車を呼び、A氏の妻は病院へと運ばれた。松嶋を知る芸能関係者はこう話す。

「病院には松嶋さんも一緒に付き添われたし、その後も、Aさんの奥さんが通院するときに松嶋さんが一緒に行くこともありました。本当に良好な関係だったんですよ。そもそも松嶋さんと反町さんにしてみれば、何のルール違反も犯していない。オーナーさんに犬種を話して飼育許可をもらっているんですから」

 この件はその後、反町・松嶋側とA氏側との間で示談が成立した。だが結局、A氏一家はこのマンションを引っ越してしまった。

 さらにドーベルマンの一件から4か月後の昨年10月28日、A氏夫妻が住んでいた部屋の不動産仲介業者が反町・松嶋夫妻を訴えた。A氏は昨年7月1日から来年の9月30日まで、トラブルの起きたマンションに住む契約をしていた。しかしA氏が引っ越したため、不動産仲介業者にはA氏から払われるはずの賃料などがなくなってしまったという主張だ。

 原告側によれば、賠償金の内訳は月175万円の賃料27か月分の4725万円、さらに、部屋を管理維持するために必要とする電気、水道の月額基本料金の27か月分、20万4687円、そして弁護士費用474万5468円の計5220万155円。裁判は現在も係争中だ。

NEWポストセブンより引用

どうも自分の娘さんに手綱を持たせてしまった事により起こった事故のようです。この後、このドーベルマンは手放したとか。

余談ですが、この被害者はあのユニクロ・7イレブン・ツタヤカード・楽天などのロゴマークをデザインした佐藤可士和さんの奥様だったようです。

しかしこの被害者に訴えられるならまだしも、思わぬ所から訴えられることもあるんですね。

東京地裁が事件から1年半後に出した判決は、オーナー側への385万円の支払い・・その後どうなったのかはわかりませんが、加害者側が悪いとはいえ、ダブルの心労が起こったこの事例はキッツイ・・。

犬1匹で、自分の人生が狂うなんて・・。皆さんも本当にお気をつけ下さいね!

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