【死亡】水戸済生会総合病院でモルヒネ10倍誤投与。理由がエグい…
モルヒネの10倍誤投与で、その後12日間も苦しみ続け死んだとしたら?
そんな事故が水戸済生会総合病院で先日起こりました。
水戸済生会総合病院で医療ミス
2016年把握できている医療ミスは3654件で10年前に比べると10倍に増えているそうです。
現代叫ばれている医療業界の人員不足で1人1人の負担が大きくなっていることは周知の事実。
そんな中、また医療ミスが起こったようです。
モルヒネを指示の10倍投与!?
事故は2017年9月28日、水戸済生会総合病院で起こりました。
看護士の医療ミスで死亡したのは、69歳の拡張型心筋症の女性患者です。
【出典:http://www.jpats-dic.jp/jobs/37】
↑女性は9月1日に別の病院から救急搬送されてきたばかりだったんです!
さて、問題の医療ミスは手術後に起こります。
①14日に心臓病のカテーテル治療(拡張型心筋症)の手術を受ける。
②女性看護師がその際、痛み止めの塩酸モルヒネを25ミリグラム投与。
(※医者からの指示は2・5ミリグラムだった)
③女性はその後、一時意識不明心肺停止状態の重体となり、26日に呼吸不全で死亡。
なんと!重体となったあと12日間も苦しんだのでしょうか?
医師と女性看護師の間で伝達ミスがあり、既に遺族に謝罪。
今後、第三者機関の調査委員会を設置し原因を調べ、10月3日に記者会見を開く予定だそうですよ。
モルヒネって麻薬だよね?
【出典:https://www.qlife.jp/meds/rx35615.html】
モルヒネは強力な鎮痛・鎮静作用があり、病院では痛みを緩和する目的で使用されています。
薬剤の形状としては錠剤、散剤、液剤、坐剤、注射剤と様々!
とは言っても麻薬なので世界中で厳しく管理されていますよね。
ヒトに対し6-25gで数分から2時間程度で死亡する。
症状、年齢、患者さんの状態など条件が皆違うので、人によって使う量も違うようです。
水戸済生会総合病院の評判は?
https://twitter.com/st20111030/status/824748910195273729
水戸済生会総合病院の救急科はドクターヘリやドクターカーを所有。
茨城県内で中核の大きな病院だということがわかりますね。
総合病院のため待ち時間は長く、駐車場もすぐに一杯になるとか。
先生や看護師さんたちはいい方が多いと評価の高かったですよ。
今年3月に筋弛緩剤紛失事件もあった
筋弛緩剤とは、筋肉の動きを弱めるもので毒薬に指定された薬のこと。
よく、全身麻酔を行う前に必要な処置として使われますよね。
【出典:http://www.nursedaigaku.com/blog/?p=67】
…実はまたもや、水戸済生会総合病院で今年3月…。
その「筋弛緩剤」がなくなった事件がおきています。
#news
病院で“筋弛緩剤”紛失 盗まれた可能性も 3/1 10:37更新 – 日テレNEWS24:
茨城県水戸市の水戸済生会総合病院で毒薬に指定されている「筋弛緩剤」50ミリグラム入りの容器が1本なくなったことがわかった.. https://t.co/HHynNidSTp— JapanNewsFeeds (@JapanNewsFeeds) March 1, 2017
薬剤担当の職員が保管庫にあった筋弛緩剤の本数を調べた時に発覚。
その後、盗まれた可能性もあるとして警察に届け出ています。
瓶1本で成人3人分の致死量があるという事ですから怖いですよね…。
「事態を重く受け止め、管理と取り扱いをより厳格に行うよう改め、再発防止に努める」
院長はこのようにコメントしていましたが1年経たずに先日の医療ミス…。
なぜ悪いことって立て続けに起こってしまうんでしょうね。