【京都・旧二条城】場所と行き方は?現・二条城とは別物だった…
京都にある二条城に先日行った時の事。ガイドさんに『旧二条城(麒麟がくる)』はここにあるの?と聞いている観光客がチラホラいました。現・二条城は徳川家康が作ったもの。『旧二条城』は織田信長が作ったもの。実は名前は似ていても非なる物なんです。
と言う事で今回は、気になる麒麟がくるの『旧二条城』がどこにあるのかご紹介します!
『旧二条城(麒麟がくる)』はどこにある?
結論から言うと『旧二条城(麒麟がくる)』は、京都御所近くにある、現・平安女学院大学に建築されていました。ハイ・・現存していません。
その証拠は、この学校の角(十字路の一角)に石碑&説明板があります。
この石碑と説明板を近くで見たい方はコチラ!
⇒ 旧二条城跡の石碑&説明板
でもなぜ現存しないのでしょうか。
実は織田信長、1569年に『旧二条城』をたった70日間で足利義昭のために作ったものの、その4年後の1573年に、仲が悪くなった足方義昭を追放。さらに2年後の1576年に城を取り壊してしまったのです。たった6年間のはかない命だったんですね。でも、その資材は安土城に再活用されているのでドンマイ!ですかね。
では次に、こちらへの行き方を地図で詳しくご紹介します!
行き方は?
実は二条城と京都御所の間に、『旧二条城』があります。
まず、二条城と京都御所の位置関係ですが、実は歩いて行ける距離にあるんですよ。
実際に筆者は歩いてみたのですが、バスより早い!13分とありますが、二条城の出口から京都御苑までだと、約20分かかります。
では次に、二条城から『旧二条城』までと、京都御所から『旧二条城』までの距離を見ていきましょう。
↓二条城から『旧二条城』、徒歩13分で到着。
(二条城出口から歩くならプラス10分。)
↓京都御所から『旧二条城』、徒歩3分で到着。
でもなぜ二条城からや京都御所からのタイムが必要なの?と思いましたか?
だって、『旧二条城』を知りたいなら京都御所や二条城にも行った方が面白いからです。その理由を次にお教えします!
『旧二条城』関係がある場所一覧
なぜなら、京都御苑&二条城に『旧二条城』の復元された石垣があるからなんです!
【復元された石垣】
・二条城内
・京都御苑下立売御門内(京都御苑入口付近)
さらに、石で出来た仏&祭壇をガンガン割って城の材料に使うという恐ろしい荒技で作られたのが『旧二条城』なんですが、これらが地下鉄烏丸線の工事の際にワンサカ発掘されています。これらは安楽寿院と京都市洛西竹林公園に保管されています。
【石仏保管場所】
・安楽寿院(京都駅に近い!!!)
・京都市洛西竹林公園(京都駅から約1時間)
いかがでしたか?
いろいろな寺や神社に行くのも楽しいですが、1つのテーマに酔いしれる旅も楽しいものです。楽しんできて来てださいね!