Amazonに苦しむヤマト運輸…再配達対策したツイ主が話題に!
運送業の再配達が問題になっていますが、その中で面白い試みをした人が話題になっています!
一体何をしたのでしょうか?
配送者に対する心配りの行動
再配達の問題で話題のヤマト運輸。
しかしAmazonなどのインターネットショッピングを利用する人は年々増え続けています。
そんな中、宅配便の再配達対策に簡易宅配ボックスを設置した人のツイートが話題になりました。
簡易宅配ボックスを導入してからから、宅急便の担当者の方がお礼のメッセージが添えてくれるようになった。やはりよい文明。https://t.co/sThdq7m1Bf pic.twitter.com/UTFL6gNqlS
— せちろー (@sechiro) September 5, 2017
↓仕事は増える一方なのに、再配達しなければならない配達員の苦しさ…。
「20~30%が再配達。配達を完了しないと歩合がつかない。同じ家に2回行ってるのに、1回分しか歩合がつかない。再配達を頼んだのに自宅に居ない場合、これはホントのタダ働き。特にピーク時は手に負えない。有料化して、お客さんの意識が変わらないと無理」
また、ツイ主も再配達のために家で待たねばならぬロス。
この宅配ボックスは両者が嬉しい、試みなんですね!
↓そして、このツイ主の対応に喜び、配達員からもこんなメッセージが!
【出典:http://news.livedoor.com/topics/detail/13592021/】
もちろん、紛失・盗難は心配、不安な点もゼロではありません。
そのため、ツイ主は、そんなに高くない品物だけに使うようにしているんですって!
しかし、なぜこんな話が話題になる世の中になってしまったのでしょうか?
運輸業者に強いAmazon
Amazonなど、ネット通販の躍進が著しいこの頃・・・。
その反面、運輸業者の負担がひどくなっている背景があります。
Amazonの取扱が始まってから退職率が急増したヤマト
【出典:http://netgeek.biz/archives/93374】
ヤマトの社員ドライバーは5年前から約4000人増えましたが・・。
Amazonを扱うようになってから…
▪️ドライバー1人当たりの宅急便の件数は年3000件以上増えている。
▪️運送業の労働時間は全産業平均より430時間も長い。
実は最初、Amazonを佐川急便が請け負っていたのですが、あまりの大変さに撤退していることからも大変さがわかります。
▪️「もともと現場はひどかったけど、アマゾンを始めて以降、秩序がなくなった感じです。朝の荷物は100個から130個に増えました。しかし、最も大変なのは夕方の荷物が増えたこと。夕方はほとんどアマゾンの荷物。最後の時間が決まっているので、夕方の荷物が増えるのは本当にきつい」
▪️昨年、ヤマトを辞めた2人のベテラン・ドライバーも「アマゾンがなければ、辞めなかっただろう」と口を揃える。
文春オンラインより引用
そのため、ヤマト運輸は時間指定の見直しと、再配達の受付時間を短くする事を決めたましたよね!
でも配達多い分儲かっているはず…そこはどうなっているのでしょうか?
それでも2年連続減益…
今年、ヤマト運輸も27年ぶりに運賃の値上げを発表したのはなぜか……。
実はネット通販が13兆円越え、しかしヤマト運輸は2年連続減益なんですって!
【出典:http://agora-web.jp/archives/2024812.html】
理由は総量は増えたから、値下げしろとアマゾンが常に強気のせい・・。
だから数が増えても、10年前より1個あたりの収入が1割以上減っているんですって!
アメリカでは、日本の3倍ぐらいの宅配料金がかかりますし、配達員の気持ちを考えたら値上げは正解だと思いますね。