【殺人3連発】東大卒父と家庭内暴力息子の素顔!共通点がエグい・・

息子の家庭内暴力に追い詰められ、東大卒の父たちが起こした子殺人。

しかし、殺された息子たちはどの子も小さい時は優秀で頭が良い子でした。

一体なぜこうなったのか・・、意外にどの事件も共通点がありました。


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東大卒父の息子殺人の共通点とは?

「症状を聞いて、いま患者が多い”境界例性格”(※)ではないかと思いました。大人になりきれないでいる。そしてその責任は自分にはなく、他の者、親の責任となり、親に暴力を振るう、こういう症状の青年が多くなっています。このような患者さんは、母親の内的イメージから抜け出せない一方、母親とのずれを感じているために、自分が傷つくことを怖がり、成長した後も、自分が傷つくような場面に直面した際、周囲のせいにしたりして、自分を正当化する人格障害を形成するのです。ですから患者さんは、将来的に暴力を振るうようになったり親の責任であると主張したりするようになります。また性的に母親の偶像から抜けきれないために性的不能がみられることがあります。同じような症状では退却神経症という症状がありますが、この症状は、たとえば、家族の中に優秀な人がいた場合、その人を追い越せないことから、自ら同じ土俵で勝負することなく、自分から退却し、本業以外の別の部門でバランスをとろうとしたり、家に閉じこもって社会生活を拒否したりするような動きなどの形で現れてきます」

※境界例・・・・・ボーダーラインとも言い、神経症とか精神障害など従来の分類には該当しない人格障害と一般人格の境界にある病理的行為を指す場合に用いる。

http://yabusaka.moo.jpより引用

先日の元農水事務次官の息子殺人が日本中を騒がせましたが・・

優秀すぎる父】と【家庭内暴力する息子】この関係の殺人は珍しくありません。

これから3件の東大卒の父による子殺人を紹介しますが、まず共通点を見ておきましょう!



【殺害された息子の共通点】
①子供自身が優秀で頭が良い
②中学・高校の間で学校に適応不可になる
③挫折に弱く、長続きしない
④親と同居でニート
⑤親のせいで不運になったと暴力
⑥皆なぜか6月に殺人が起こっている・・(汗)



【加害者の父の共通点】
①東大卒
②真面目で仕事に一生懸命
③子供に寄り添おうとした時もある
④殺人の時点でストレスの器が溢れそうだった



小学生の時は優秀でチヤホヤされてきた息子達。

ところが大人になれない彼らは自立に失敗し、暴力が始まっていったのです。

以上の共通点を頭に入れ崩壊した理由を父子の素顔から垣間見ていきましょう!

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3つの殺人!東大卒父と家庭内暴力の息子の素顔

①2019年6月:元農水事務次官の場合


【出典:https://bunshun.jp

殺人の発端は、事件の1週間前5月25日に被害者息子と再同居することになった事・・。

では事件のおさらいをしておきましょう!

1日午後3時半ごろ、東京都練馬区早宮の民家で「息子を刺し殺した」と男から110番があった。警視庁練馬署員が駆けつけたところ、男性が1階和室の布団の上で胸などから血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。同署は男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。同署などによると、逮捕されたのは元農林水産省事務次官の熊沢英昭容疑者(76)。亡くなったのは容疑者の長男英一郎さん(44)。「長男を包丁で刺したのは間違いない」と供述している。捜査関係者によると、英一郎さんは仕事をしておらず、自宅にいることが多かった。家庭内で暴力をふるうこともあったという。殺人容疑に切り替えて調べる。

同署によると、熊沢容疑者は妻と英一郎さんの3人暮らし。近所の女性は「息子の姿は全く見たことがない。(熊沢容疑者は)あまり近所では話をしなかったが、腰の低い人だった」と話した。

毎日新聞より引用

事件当日、自宅真横の小学校で運動会が行われていたとか。

騒々しさに怒った長男は「うるせーな、子供ぶっ殺すぞ」と発言!

これを聞いた容疑者は心配になった様です。


【出典:https://www.fnn.jp

先日起こった川崎殺傷事件の二の舞が起こるのではないか・・

実は容疑者、同居の翌日から息子から暴力を受け、体はアザだらけ…!

ストレスで暴発寸前だった時に感じた心配…抑えることが出来なかったのでしょう。

事件を息子が起こす前に、自分の方が殺される前にと、殺人を決行したのです。

司法解剖の結果、死因は右首を深く切られたことによる失血死と判明。傷の多さから、長男が倒れた後も刺し続けたとみられる。練馬署は、熊沢容疑者が強い殺意を持ち、執拗しつように刺したとみて容疑を殺人に切り替えて東京地検に送検した。

https://www.yomiuri.co.jpより引用

部屋に「殺すしかない」というメモもあり、追い詰められていた事がわかります。

ではこの親子の素顔を見ていきましょう。

【加害者:父の素顔】


【出典:https://jcc.jp

名前:熊沢英昭(76)
出身大学:東大法学部
経歴:元農林水産省事務次官(平成13年~平成14年)チェコ大使(平成17年〜)
子供:殺害した息子(36)/娘(30代)



官僚エリートも凄いが、そのトップ:事務次官になったと聞いたら。。。

先日、殺人を犯した熊沢英昭容疑者(76)は正に選ばれし者でした。

しかし事務次官時代はBSE問題小泉首相の農業改革で大変な時・・

なのに息子は中学生2年で不登校になり、家庭内暴力が始まると悩みだらけの時期でした。


【出典:http://diary.ponkichi01.com

仕事で忙しく、子供が多感な時に接することが難しかったであろう加害者。

しかし息子がコミケで自主販売した時、一緒に店頭で売り子をしたそうです。


【出典:https://mantan-web.jp

真面目で責任感が強く、偉ぶらない人だった容疑者。

コミケに行ったなんて…少しでも息子と近ずく努力をしていたんですね・・。

こんな人が「息子が次に危害を加えてきたら、殺る」と妻に宣言していたワケです。

よっぽど追い詰められていたのでしょう。

【被害者:息子の素顔】

名前:熊澤英一郎(くまざわ えいいちろう)。
没年齢:36才
偏差値:70
中学高校:駒場東邦(東大進学率が高い!)
大学:日大理工学部?(→大学院卒業)
自作のプロフィール息子のプロフィール



知能は偏差値70と優秀、しかし中2の時にいじめられ不登校になった長男。

この頃から、ストレスのはけ口として母への暴力が始まります。

これは2017年にツイートした内容・・。

これだけではなく「愚母(グボ)」呼ばわりして母を侮蔑し続けていました。

どうやら脅されながら勉強をやらされ恨みがある様です。

中学時代も“勉強しなければおもちゃを壊すという母親を殺したい”と発言しています。

そして、何か問題がおこり壊された事がある様で・・・

大事なプラモデル(エルガイムMK-Ⅱ)を壊されたエピソードまで出ています。

しかし同じく暴力を加えていた父に対しては悪口を言っていません。

非難するどころか、父の偉大さを自分の武器にし自慢していました。

オンラインゲームの世界で有名だった息子さんですが、何か問題があると父を出す・・。

事件があった6月4日から2カ月前にも、Twitterでこんな投稿をしていました。

庶民が、私の父と直接会話なんて、1億年早いわヴォケ!!!w 立場を弁えろ!!! 私は、お前ら庶民とは、生まれた時から人生が違うのさw

「私のやらかしの後始末は父親がしてくれます。。。」

父の権力を借りて他者とやり合う被害者。いつまでも子供で弱すぎる・・。

そしてニートでしたから、当然お金も父に依存していました。

広い土地があり老後は安心など、親の財産をあてにした発言をしていた息子・・。

1人では生きられないと呟いていた息子・・。

寂しがりやで大人になりきれないのに強がりたいという弱さが見てとれます。

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②→1992年6月高校教師殺人事件

「てめえら、四国に逃げようたって、そうはさせないぞ。あいつの退職金だって、みんな使わせてやるからな。一生死ぬまで苦しませてやるから、そのつもりでいろ。お前らは塩飯でも食え。その浮いた金を俺によこせ。あいつによく言っておけ」

高校教師をやめ四国か九州に2男3男の為に引っ越そうと考えた容疑者。

怒り狂った長男はさらに暴力をエスカレートさせていったのです。

では、どんな事件かおさらいしましょう!

1992年6月4日、埼玉県浦和市の高校教師の夫(54)と妻(49)が、息子(23)の家庭内暴力に困り果てた上、自室で寝ていた息子を出刃包丁などで約10回刺すなどして殺害した。息子は4日午前8時前、アルバイト先から帰宅。ビールを飲んで暴れ出したため、妻が近くの実家に避難。電話で高校にいた夫を呼び出した。二人は連れたって帰宅したが、家庭が滅茶苦茶になると、夫が息子を刺し、妻が抵抗する息子の頭をモデルガンで殴った。二人はその後、自宅から110番通報。駆けつけた浦和署員が現行犯で逮捕した。息子は県立高校を中退した後、大学入学資格検定に合格して都内の私立大学に進んだが、中退。その後、アルバイトをしていたが、女性との交際がうまくいかないことから1991年の夏頃から酒を飲むと暴れ出すようになった。夫と妻は粗暴な言動に戸惑いながら、自立させようとしたが、家庭内暴力はひどくなるばかりで「万策尽きた」と殺害を決意したものだった。

http://hyouhakudanna.bufsiz.jpより引用

元々、どうやって殺すか話し合っていた夫婦。

アルバイト先の焼き肉店で深夜のバイトをしていた息子は、昼は寝ている・・。

何も気づいていない息子は自室のベッド上で左手を胸に置いて熟睡していた。父は、手にした包丁で心臓を一刺ししたが、中心を外れていた。「ギャー」と悲鳴をあげた息子がベッドから転げ落ち、父と取っ組み合いになった。母はモデルガンを建の頭に振り落としたが、こなごなに砕けてしまった。やがて包丁の先が欠けた。「包丁の先が折れたから別なのを持ってきてくれ」と父が言い、母が急いで台所に行って、新たな包丁を持ち出し、父に手渡した。

「許してくれ。俺が悪かった。お願いだから殺さないでくれ」

息子は弱りきった声で哀願した。これが最後の言葉だった。

「今じゃ、もう遅いんだよ。親を親とも思わない人間は親の手で死なせてやる」

父は心臓辺りをめがけて包丁を刺し、息子はこの世を去った。11時50分、父は自分で110番通報をした。

父には懲役4年の実刑判決、母には懲役3年執行猶予5年の判決が出ました。

ちなみに慕われていた父の為に、8万通以上の減刑嘆願署名が集まったそうです。

人からは好かれていても、対息子ではどうだったのか・・

【加害者:父の素顔】


【出典:https://diamond.jp

名前:不明。息子と同姓同名
高校:県立浦和高(息子も同高校)
大学:東大文1


実家は貧乏で両親は喧嘩ばかり・・失望し若い頃に自殺未遂を起こした父。

暗い若者時代を過ごした天才の性格は真面目でした。



【父の真面目さがわかる行動】
・出世を拒否し、平教師に徹する
・さらに自宅で卒業生の作文教室を指導
・殺害の前夜、高校に迷惑がかからない様に辞表を書いた



そんな尊敬に値する方ですが、気になる事があります。

なんと!自分と同じ名前を息子につけて同姓同名にしたのです!

「患者さんとお父さんの名前が同じ呼び名である。これも息子さんに対する思いが強く、子供にとっては、大きな重荷、つまり不安となる要因になるのです」精神科医の話

同じ名前が故、父以上にならないと恥をかくぞ!という事らしい・・。

息子に対して過度の期待をしていたことがわかります。

健全そうですが、役割や規範にとらわれすぎた父が垣間見れますね。

【被害者:息子の素顔】


【出典:http://gensun.org

名前:不明。父と同姓同名
没年齢:23歳 
高校:県立浦和高を2年で中退(大検を2週間の勉強で取得)
大学:有名私立を2年で中退しバンドマンに!?



誰もが羨む「文武両道」だった被害者・・

将来は、成功の道を間違いなく歩んでいきそうな少年だった様です。



【優秀すぎた息子】
・小中学校までで1、2番の成績
・中学では軟式テニス部の主将
・集中力がすごい
・高校を中退したが、2週間の勉強で大検を取得
・同級生よりも1年早く一流私大に合格
・スキー1級の資格あり
・音楽、そして絵画の腕も抜群



ソフトテニスの主将まで?人望まであった様です。

実はこんなに優秀な彼ですが、挫折を2度味わっています。



【息子の大きな2つの挫折】
・1度目の挫折→高校で友達関係がうまくいかず、成績も落ちた(2年で中退)
・2度目の挫折→大学卒業後、性行為が上手に出来ず彼女と別れた。



彼が家庭内暴力をする様になったのは、上記2度目の挫折の後でした。

異様なのは、母に性行為が出来なかったと伝えた点です。

性的に母親の偶像から抜けきれない様子が見られますよね・・。

家に帰ると息子はいつものように「ビール買ってこい」「こんな体にしたのは親のせいだ」と母にわめき、冷蔵庫を倒し、電灯のかさを叩き割った。

多彩が故に自分を過信していたが、出来ないことがあり落ち込んだ・・。

さらに性的不能で一気に今までの自信が脆く崩れ去ったという、儚さ。

この弱さは、親が偉大すぎたからか、圧倒されてきたからなのか・・。

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③2018年6月→有名大手企業部長殺人事件


【出典:http://irresponsibility.seesaa.net

【出典:http://irresponsibility.seesaa.net

【出典:http://irresponsibility.seesaa.net

【出典:http://irresponsibility.seesaa.net

長男を包丁で刺し殺害しようとしたとして、警視庁葛飾署は殺人未遂の疑いで、東京都葛飾区西新小岩の無職、矢部正二郎容疑者(60)を現行犯逮捕した。長男は搬送先の病院で死亡が確認された。同署によると、矢部容疑者は「金の無心をされ、身の危険を感じて刺した」などと供述。同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。

 逮捕容疑は2日午後8時ごろ、自宅で無職の長男、貴正さん(36)と口論となり、室内にあった包丁で貴正さんの胸などを刺したとされる。矢部容疑者の妻が119番通報し、警察官が駆けつけたところ、矢部容疑者が犯行を認めた。

https://www.sankei.comより引用

父は東大、息子は慶應大学・・

誰もが羨むこの親子、一体何があったのでしょうか。

【加害者:父の素顔】


【出典:http://zyuta01.hatenablog.com

容疑者:矢部正二郎容疑者
住所:東京都葛飾区西新小岩5
職業:無職
年齢:60歳




大手有名企業で管理職、自分に自信があり威厳に満ち溢れていた矢部容疑者。

実は容疑者…、犯行に及ぶ前は息子の事でノイローゼになっていたそうで・・

エリートとは思えない、酷くだらしない格好でフラフラ歩いていたそうです。

暴力でこうも人間は変わり果てるのか・・。

【被害者:息子の素顔】

被害者:矢部貴正
職業:無職
没年齢:36才
高校:私立武蔵高等学校
大学: 慶応義塾大学 経済学部
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中学生の時は持久走が校内3位、そして名門高校卒、名門大学卒・・。

誰がみても勝ち組だった被害者でしたが、定職には就いていない様です。

妙なのは、殺害される1年前に全日制の専門学校に入った事!

35歳で全日制って・・常識では考えられませんよね。。

その頃から支離滅裂な発言が増えていることに関係があるのかもしれません。

目の下の酷いクマが特徴的な被害者、うまく眠れる日がなかったのでしょうか。

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