志村けんがスゴイw後輩芸人に1000万騙された時の対応がコチラ・・
300万貸してという売れない芸能人に1000万あげたり、新人に自ら挨拶に行くなどなど、男気溢れる行動をし続けている志村さん。
あ〜、こんな上司がいたらいいのに・・ww
志村けんという愛すべき男のエピソード4
お笑い界に長い間君臨している志村けんさんですが、どこへ行ってもいい人という話が出てきます。
そんな、人格者で男気溢れる志村さんのエピソードを一挙4つご紹介します。
300万貸して下さい→1000万現金を上げる志村けん
関西テレビで放送された番組「胸いっぱいサミット」から、こんな志村けんさんの心温まるエピソードが放送されました。
テレビに出れず売れない後輩芸人Kさんが、「娘の手術に300万が必要なので、何とか貸してもらえないですか?」と志村さんに泣きつくところから始まります。
その話を聞いた志村けんさんは「出生払いでいいよ」と、1000万の現金が入ったボストンバックをバックごとその後輩芸人に渡したそうです。
300万と言っているのに、1000万を出しちゃう志村けんさん・・昭和の大スターばりにかっこいいですよね。
しかし、後日松村邦洋さんとたけし軍団の玉袋筋太郎さんが、怪しんで問い詰めたらなんと嘘だった事が発覚!
怒った二人は、その後輩芸人を志村けんのもとに連れて行き謝罪させました。
しかし、志村さんの反応は意外や意外、怒るどころか・・
『なんだ、娘さん無事なの?良かったな~。ほっとした!
貸した金?ああ、どうでもいいよ。金は天下の回り物だw』
それを聞いた玉袋さんは、『志村さん・・・なんでそんなに良い人なんですか。俺は自分が恥ずかしい』と男泣き!
後輩芸人は生活費がなく困窮していたそうですが、それもわかっていたからでしょうか。
とにかく・・1,000万円もの大金をポンッと渡しただけでもカッコイイのに・・
お金のことよりも騙し取った芸人の娘さんが無事だった点を喜ぶ志村さんの人格にとても驚きませんか?
素晴らしい・・私,爪の垢をもらいたい・・
ビートたけしに3億
次はたけしさんの著書から、こんなエピソードです。
たけし軍団を引き連れフライデー襲撃後、実はたけしさんは一時的に干されていたらしいんです。
たけし軍団という弟子をたくさん抱えていたので、それは大変だったことでしょうね・・
しかし、驚きの事実が!!!なんと、その間、志村さんがたけしの家族と 軍団、軍団の家族の生活費を面倒見ていたんですって!!
凄いけれど、さらにこれ何が凄いかって…当時の志村さんとたけしさんは、何とライバル関係だったという点です。
ドリフが俺たちひょうきん族に潰され、かとちゃんけんちゃんごきげんテレビとひょうきんで 視聴率を争っていた最中の出来事なんですよ。
なのに、志村さんはたけしさんを助けたという点がマジ凄すぎですよね!
おまけに・・たけしさんの著書に、多分志村さんの出費は3億円はくだらないだろうと書かれていたんです!
ナヌッ!?3億!?
上杉謙信が敵の武田信玄に塩を送った有名な話がありますが・・志村さんは、現代版の上杉謙信か!?
『 出所した後、けんさんの所に行って、ご迷惑おかけしました。
軍団がお世話になりました。お金は必ず返します。』
って言ったら志村さんはこう答えたそうです。
『たけしさん、俺は口下手だからうまく言えないけど、
今回の事は気にしないでよ。
俺が勝手にやった事だよ。
それよりも、今まで通り、どっちがお客さんを笑わせるか、
ライバルでいてくれよ。
だから、 今回の事は忘れてくれよ・・・。今まで通り、頼むよ。 』
泣けますね・・お金をたくさん持っている人でもケチはケチ。志村さんの優しい人間性が出ているエピソードですね。
松本人志『遺書』より
こうした志村さんの人柄の良さを表すエピソードはまだあります。
ダウンタウンの松本人志さんが執筆した『遺書』にそのエピソードが語られています。
それはダウンタウンが関東に進出したばかりで心細い時に志村さんに会った時の話です。
「おい、まっちゃん(松本氏)! 関東に進出して、おめでとう!
何か困ったことがあれば、この俺に言えよ!
その代わり、俺が売れなくなったら、松っちゃんの番組で使ってよw」
と言葉をかけてくれたそうです。
松本さんは、志村さんのことを「やたらと親切で礼儀正しいおっさん」だと述べ、関東の芸人さんに初めて優しくされたと語っていました。
ダウンタウンが楽しそうにバカ殿にゲスト出演したのは、こうした志村さんの親切な声がけがあってのことだったんですね。
新人にも挨拶に行く志村けん
最後に、テツandトモのテツさんが雑誌のインタビューで語った話題からお届けします。
ある日、テツandトモのテツさんがNHKの番組出演前に楽屋で待機していた時のこと。突然、誰かが扉をノックするので、出てみるとなんと!志村さんだったそうです。
「俺、あなた達の後に出番で、今さ、楽屋でくつろいでたの。
そしたら、マネージャーが、隣の楽屋にテツandトモがいるっていうから、
挨拶にきたのよ。」
「こういう時代だからこそ、こういう暗い話題ばかりの日本だからこそ、
お互いに笑いで盛り上げて行こうな!」
本来なら楽屋の挨拶は、後輩から先輩にするところを志村さんの方からテツさんへ挨拶に来たのです。
実は志村さん、相手が新人であろうとも必ず共演者の楽屋に自分1人で挨拶に向かうんですって。
「わっ!え!いや!ちょっと!本当に志村けん?あ!呼び捨てすみません!え?嘘?すみません!」とすっかり動揺してしまったテツさんww
(笑、気持ちわかりますよね)
後にテツさんは雑誌のインタビューで、「ドッキリかと思いました。あの、あの志村さんが、俺たちみたいな者の楽屋に挨拶って・・・」と語っています。
いかがでしたか?
4つの志村さんの心温まるエピソードでわかるように、志村けんさんは芸能界の中でも有数の人格者なんですね。
ただ、そういう人ほど自分から語ることはないのに、誹謗中傷の記事が多い芸能人の中で、いい話が語り継がれている・・
志村さんの人柄の良さに感服です!