自殺誘導ゲーム『青い鯨』で130人が死んだ…犯人の目的が酷かった…。
今ロシアで130人の若者が自殺した事をご存知でしたか?その原因はSNSゲームでした。
逮捕した首謀者を調べると…許せない理由が明らかになっていきます。
一体それはどんな事でしょうか?
若者の自殺者130人超え…
2015年クリスマス、まだ12歳だったアンジェリーナさんが14階から飛び降り自殺しました。
この少女は、『フコンタクテ(青い鯨)』というSNS内のゲームをしていた事が判明。
↓実はこのゲーム、ロシア全土で2015年11月から5ヶ月間で若者130名を自殺させました。
気になる被害者たちの家庭環境は、生活環境に問題なく裕福な家庭。
そんな子達を洗脳し操作した『青い鯨』、一体どんなゲームなのでしょうか?
ゲームのシナリオ→「リナのようになるまで追いつめろ」
2015年11月、17歳の少女リナがSNSに自撮りを投稿後、線路に飛び降りて自殺。
首がなくなってしまった無残な姿までがインターネットに掲載される事件となりました。
その直後に、この自殺誘発ゲーム「青い鯨」が始まりました。
スローガン→「リナのようになるまで追い込む」
ゲームのシンボルとして彼女の写真も合わせて使われました。
1→ゲームの始まり
容疑者は「なんでも起こりえる場所」と題した「プライベートコミュニティ」を作りました。
「ゲームの始まりだ。課題をこなす必要がしましょう。
まずは自己紹介をして、自分のことを話してください。
コミュニケーションをしまそう」
と語りかけ、ゲームはスタートします。
2→毎日の課題
毎日の課題を与えますが・・これがおぞましすぎ・・。
・「一日中ホラー映画を見ること」
・「朝は4時20分に起きること」
・「指定された特定の音楽だけを聴く」
↓こんなメッセージがくるのでやらざるを経ません。
「住所はわかっているので、
実行しなかった場合は家に行き、君と家族に危害を加える」
「命令に従わないと大変なことになる」と洗脳されていきます。
3→体にナイフで鯨を切りきざむ!
次に「腕と足にナイフなどでクジラの形を刻む」など、痛みを伴う指令も出てきます。
行動に移すとは…ゲームマスターの言葉が絶体!になってしまっていますね。
4→「50日目に自殺する」
最後の指令が「50日目に自殺する」というもの。
例えば、一緒にマンションから飛び降りたこの2人。
↓自殺したユリアさんの両腕には、刃物で自分で刻んだ複数の言葉が彫られていました。
SNSに大きな青い鯨の画像と共に「END」と書き残す。
↓また、彼女の友人であるヴェロニカも同様に「感覚は失われた……終わりね」と最期に投稿。
このように50日目に130人の若者を確実に死に導くとは。。驚きです。
犯人逮捕
今の所、身柄を拘束されているのは主犯格のフィリップ・プデイキン容疑者(21)のみ。
SNSで未成年に自殺教唆した罪で起訴されています。
しかし死を美化する演出に多くの人間も参加していたようで、これから逮捕されていくでしょう。
ブデイキン容疑者
ブデイキン容疑者は、学校に友達はおらず、仕事で忙しい母親からはネグレクト。
「彼は友達とは仲が悪く、勉強もうまくいっていなかったので、
授業の後はずっとオンラインでネットをして過ごしていました。
誰ともつながりを感じていなかった容疑者が、
突然他人の人生や意志を操作できると感じてしまったのです」
合わせてゲーム理論などに精通しており、洗脳する狡知も持ち合わせていたのです。
プデイキン容疑者の主張
若者をゴミ扱い・・
「5年間ほど計画した後、2013年にゲームを開始しました。
通常の人と、生物学的なゴミを区別する必要がありました。
僕はゴミのない社会を作ってたんです。彼らは死にたがっていました」
また、声は5年間をかけて練られた計画で「睡眠を奪うことは不可欠」だったと。
「必要不可欠なのは、青少年を夜に眠らせないこと。
精神的に影響されやすくなるから。
意外にもそれは流行してしまって、他にも邪魔な模倣者が出てきたんですよ」
他者と接点がない生活から、他人の人生の中心人物になった容疑者。
しかし・・こんな行動に出た理由は下らない事のためでした。
犯行理由は「広告収入」だった?
彼は、2013年から2016年の3年間で、少なくとも8つの不適切なグループをSNSに作成していました。
これどういう事かわかりますか?
実は、欲しかったのはネットの「アクセス数」、目的は金儲けだったのです。
(VK(ロシアのSNS)でアクセス数を集めると報酬が出るからです。)
こういったケースが多発し、2017年3月イギリス政府がGoogleを呼び出すまでに発展するのです。
しかし、他人の広告収入のために自殺してしまうことになるなんて…馬鹿馬鹿しくて腹が立ってきますね!